今週のお題「下書き供養」
ゲームというものは人に遊んでもらう前提で作られている。
まずはゲームを好きになってもらえるために簡単に作る。
気に入ってもらえたら飽きないように難易度を上げるのだ。
難易度を上げて試行錯誤するのが楽しいらしいのだが、
私は一度失敗するとやる気がガタンと落ち込んでしまう。
そのせいで始めてもやめることばかりが増えていくのだ。
学習性無力感というものだのだろうか。
最近のゲームは昔よりクオリティもボリュームも高い。
オンラインが当たり前でネットにいつも繋がっている。
見劣りしないようにLIVE2D、3Dが当たり前にもなってきた。
すると今度は金額が上がり、3D酔いもするようになり、
ますます続けることが難しくなってきた。
私は子供の頃からゲームばかりして生きてきた。
引っ越しても同じ世界が持ち運べて、
本と違って人の言葉をたくさん見る必要もない。
そんな自分がゲームという趣味も出来なくなっている。
突然泳ぎ方を忘れてしまったような気分だ。
環境や気分の荒波に飲まれてしまった時に、
泳いで岸や船に上がる方法がわからなくなってしまった。
目が覚めているのにずっと悪夢を見ている気分だ。