自分の人生が大嫌い

私の家は汚い。自分のオタクグッズ以外の物でなんでこんなに物が溢れているのかもうよくわからない。布団は煎餅布団をゴリ押しして重ねたものなので、もう相手する気にもならず万年床である。押し入れもパンパン。グッズの置き場所がろくに確保できないから服を収納する枠を犠牲にグッズを詰めている。計画してたフィッツよりも安くて底の深いものになってしまったし、そんな暮らしをしているのは寝室を単体で用意出来ない貧しさのせいなので、私は部屋の数がろくに足りない自分の暮らしが凄く大嫌いなのである。

 

私はこの生涯において働けそうにない。就労移行支援では酷いモラハラに合うし、それからも通院先で酷い目にあって、学生時代に悪化した人への恐怖心は環境を選ぼうとしたところで悪化するばかりだった。結局綺麗事ばかり言っても障害者の居場所なんて実際はどこにも存在しなかったことがよくわかる。働くことを想像しても、そこには叱責を受ける私、ひそひそ陰口を言われる私、こんなことも出来ないのかと笑われる私、過呼吸になってパニックになっている私、それを見てさらに怒鳴りつけられる私、さらに嫌われる私、いなければよかったのにと言われる私、そういうものしか浮かばないのだ。

 

私はこんな人生を続けることがとても苦痛だ。私は私のどうしようも出来ないこの人生のことが本当に大嫌いだ。やってみても最悪な目に合い続けたこの人生で、もうこれ以上傷つきたくない。これ以上私はこの世界に苦しめられたくない。どうして私は生まれてきてしまったんだろう。こんなに誰からも嫌われて誰からも望まれないのに。もう憎しみが常に爆発しそうで、これ以上誰かに小突かれたくない。これ以上なにも突き付けられたくない。本当に苦しい。どうしてこんなに私ばかり普通から遠いんだろう。嫌だ。普通を突き付けられることが本当に怖い。普通が憎い。普通のフリが出来ない私には生きていける場所はどこにもない。