AV女優を福祉は絶対に救えないしAV女優も悪い福祉に捕まらないでほしい話

AV新法の改正により女優は引退、引退した女優には福祉が介入して仕事を紹介するというふざけた話がある。私はこれほど人を死に追いやる偽善の改正を見たことがない。私はこの事件を見て知るかバカうどんによる私たちは買われた展のレポを思い出した。気になる人はTogetterにあるのでぜひ検索してほしい。

福祉は恐ろしい場所だ。福祉には貧困しかない。金の貧困、時間の貧困、人の貧困の三重苦だ。発達障害により福祉施設を使ったことのある私が福祉施設の恐ろしさをここに書き綴りたい。

金の貧困編

福祉施設というものを利用するのには意外とお金が掛かる。そもそも利用するのに必要な障害手帳を取るのにまず金が掛かり、そのために通院して医者に診断書を書いてもらうのにも金が掛かり、診断書を快く書いてくれる医者を探しまわることだってお金が掛かる。医者というのも人でしかなく人によっては診断や手帳が人をさらに病気にすると出すことを渋るような自殺幇助も同然の行動をする医者もいる。初診から怒鳴りつけて通院しようとした人の心を折る医者もいる。そもそも精神科や心療内科自体が予約を取るのに一ヶ月待ちなんてザラである。その間誰が助けてくれるというのだろうか。まさか親が支えてくれるなんて馬鹿な夢でも見ているのではないだろうか。

時間の貧困

福祉施設にいる間の時間ははっきり言って虚無だ。就労移行支援にいる間は金が入らない。就労Aや就労Bなんて利用料と賃金だと利用料のほうが高い。儲かるのは施設を経営しているだけだ。施設に通うくらいならまだ安いスーパーをハシゴして食材買った方が利益を取れるくらいのところも多い。AV女優は国に奴隷にさせられたと言っていい。福祉なんて結局は一度うつ病になっただけのかつては普通に働けた人間以外はほとんど持て余している。福祉がいくら受け入れますと言ったところでお金をくれるような仕事場は福祉を活用するような人間をそもそも欲しがらないのだ。全日フルタイム労働する人しか実質受け付けない。こんな所に通うだけ時間の無駄である。

人の貧困

AV女優も福祉施設に行けば真っ当な人間に行けば福祉の職員という存在が努力させて真っ当な人間にしてくれる。だから金や時間も無駄になっていない。目先の利益だけ見ている可哀相な人を更生させたい。そんなことを何も知らない人たちは考えているだろう。残念ながら福祉施設にそんな便利な奴は残念ながらいない。事実いなかった。自分で直す努力をしろとかそういう話以前の問題なのだ。福祉にいる人間というのは常に利用者を見下している。利用者を陰でアバズレと呼ぶだけならまだしも、実際に相手に酷いパワハラモラハラをする。面接が圧迫面接、わざと間違った資料を出してパワハラの口実にするような場所が支援を語っているのだ。もちろん利用者だっておおむねボロボロの状態でやってくる。利用者同士で助け合うなんて言っても将棋倒しにしかならないのが現実だ。2時間も施設の利用者の自慢話を聞かされた挙げ句それを施設の人に相談したら我慢してくださいとか言われるだけだ。良くなるどころか悪化するような劣悪施設が日本の福祉である。人が人を助けるなんて上から下まで自己責任論のこの国の思想では無理なのである。


私は複数の施設でそうした仕打ちにあってきた。私は精神疾患がさらに重くなり、どこにいっても虐げられてしまう事実に絶望することしかできなかった。本当は毎日いじめられずに通える場所が欲しかった。死にたいって思わない場所が欲しかった。だけどどこにもなかった。

出来れば保険適用外の医療や薬代を安価にして貰ったほうがまだ助かるのに、何故か虐げてくる人たちに金が消えているだけなのが実情なのだ。だからどうかAV女優の人たち、あまり福祉を信用しないで、福祉の人は接すれば接するほど人からの奪う人たちだから。だけどお金は直接暴言なんて吐いてこないから生活保護障害年金なんかは積極的に使って、医者は診断書出さないような医者はすぐに切ってほしい。国はどうせ話をまともに話を聞かないだから、受給者数という数で構造が間違ってましたよって伝えるしかない。出来たら次に利用する人のために辛いことがあったらレビューを残してほしい。人を追い詰める病院なんてない方がいい。そして探すときも精神病んでる人の言いがかりとは思わず警戒してほしい。医者も人なので。

これからAV女優しか活路が見出せない人たちはどうしたらいいんだろう。私は結婚に逃げたけど、深い関係が怖い人なんてたくさんいるからそんなものが選択肢としてあることにされて突然権利を奪われたら怖いよね。外に行き場がないけど親から逃げたい人たちだってたくさんいるよね。

だからどうか心療内科や精神科で働いてる人たちは出来るだけ一人暮らしをする選択肢を教えてあげてください。診断書出して生活保護出して一人暮らしをしてもらって、そしたら親からの暴言や暴力から逃げられるようになるかもしれない。一人暮らしが心配だと思う人もいるけど、親から生き血を啜られて死にそうな人たちが生き地獄を味わうことに気がついてください。常に親が付きっきりの子にはとくに気を遣ってあげてください。

学校を作った世界が憎い

医者が信じられなくて辛い。どうして医者に合わないと障害年金が貰えないんだろう。どうせ普通のフリなんてできない。みんなが傷つけてくるから落ち着いて生活できる場所なんてどこにもないのに、2年刻みの更新のために通院しなきゃいけない。医者から障害年金は学校で苦しんだ分は貰えばいいと言われて、私の被害の大きさや今の生活の苦しさが何も伝わってない気がして絶望して死にたくなってくる。

いじめのトラウマがずっと消えない。加害者が罰されることがない。周り助けてくれる大人がいたわけでもない。ずっとずっと時が止まっている。あの時の世界中からの否定のメッセージが自他への攻撃性を私が忘れたり許さなきゃいけないって私のせいにされる。トラウマ治療がまともにできないのに医者だけ解決する気になっててわけがわからない。

人への怒りも自己否定感もどうしようもなく止まらない。学校さえなければこんなことにならなかったのに。もう死にたいよ。辛いよ。お金がないよ。怒鳴らない医者を探し出せないよ。もう嫌だよ。

親を愛さない女はお嫌いでしょうか

読者登録を外されると意見への拒絶のように感じるのは私だけなのだろうか。私が私の親を嫌っていることはそんなに異常なことなのだろうか。それともずっと同じ話をしている姿を見て呆れているのか。私は私の書いている記事を読んでいる人たちが何を求めているのかを全く知らない。相手が期待しているような文章を書き出せるような商売の人とは違って、自分という醜さを一人でずっと中に溜めてるのが辛くてこうして文字にして吐き出しているだけなのだ。

 

鬱屈としていない話もたまにはするけど、鬱屈としていない話しかしないブログなんていつも途中で書くことがなくなって、落ち込んでいるいる自分との剥離が気持ち悪くて結局は吐き出し場にして消してしまうので、最終的に分けることをやめていまのようになっている。

 

反応を気にせず安心して気持ちを吐き出せる場所が本当はいいとは聞くけれど、結局外では探し出せない。信用しようと思った分だけさらに踏みにじられる。そんな辛いことをお金を払ってまた受けてしまったら耐えられない。私は吐き出しても吐き出しても常に安心感を取り戻せたことはない。胸の中にある泥沼のような重たさから抜け出せないでいる。自分が常に間違っているような感覚を常に抱えて不安になったり逃避したり絶望したりしている。

 

私も愛せるような親から生まれていたらおそらく親を愛していただろう。誰よりも私が母の話し相手だった。自信のない母を慰めて、肌が白くて白雪姫みたいだねって言ったりしていたし、母がバイト中に統合失調症のようになっても発言を否定しないで聞いてあげた。

 

母が父を拒絶して会話の通じない母から逃げる父の代わりに私が母の料理を褒めたり細かい指示の家事を手伝ったりしていた。父はそうした母のケアを子供に任せているから母のすべてを見ないふりをして家庭が回っている気分になっている。だけど私はもう限界だ。常に自分でない誰かになることを押し付けてきて、いじめから助けてくれなかった母を私は好きでいようとすることはもう無理だ。母は他の人や世間が可愛くて仕方なくて、世間体通りにならない家族に対しては何の愛情もないどころか見下したり馬鹿にする対象でしかない。頼むから見返りは家族じゃなくて世間に求めて欲しい。私は母から奪われたものはあっても母に返せるようなものは何もない。

 

貴方たちは通える場所があってずるいって攻撃してくるなら心療内科に入って障害手帳でも貰って施設に通えばいいのだ。母は発達障害の親を逆恨みする子供を持った可哀相な親として世間に可愛がってもらえばいい。自殺未遂したから精神科や心療内科に通っても違和感はない。親戚も子供も精神疾患なんだから遺伝の要素だって否定できない。母は今まであった誰よりも頭がおかしいのだから余裕で取れるはずなのだ。

 

そんな話を聞き耳のいい感じに加工して話をしても父は母の言いなりにしかならないからどうにだって出来ないし、母は行っても変わらないから行かなくていいって言う。子供には変わってほしいって話をしたり認知療法しないと貴方は幸せになれないとか人格否定のように言い続ける母がそういうのが苦痛だ。離婚したいとか父をもう愛していないとか子供が自立してないから離婚できないと言う母は家族が嫌いだし家族といると不幸なのだ。

 

誰も幸せじゃないのに、世間的にそうであるのがただしいから家族を巻き込んで子供を犠牲にしながら回っている家庭だ。私も精神疾患で兄弟も精神疾患でどのみちお金なんて稼げないのにまだ普通の家庭のふりを続けている。さっさと離婚して生活保護を貰って暮らした方が幸福だろうなんて母の発言をまとめた結論を出しても母はそうは認めない。父も母も未だに子供達がトラウマを克服して頑張って働いて普通の人の人生に戻って親に恩返しをしてくれると思い込んでいるのだ。それはいじめ被害にあった時に適切な対応をしていた家庭だから出来ることで、いじめの加害者を庇った母にも、そんな母の言うことを聞くようにとだけ言って会社へ帰って行った父にもそんな夢を見る資格なんてない。

女社会が怖い発達障害と苦しめる毒親

小学二年生の頃に学校で教師も含めたいじめにあった。父の転勤先へ逃げるように転校した私は初日から名前を理由にいじめに合って不信感が強くなり、誰とも関わらなくなった。先生は優しかったので先生っ子になった。先生が褒めてくれるから勉強をして、休み時間は保健室に入り浸って保健室の先生とたまに来る違う学年の人とお話をしていた。しかしそんな平穏をよそに母親や教師は同級生と仲良くして欲しかったのだろう。それが私を苦しめていった。

 

私は毎日食卓で学校はどうだったと母に聞かれる拷問を受けていた。何か困ったことや辛かったことを話せば母はすべてを私のせいにする。私が人間関係を忌避するのは母の攻撃材料に利用されるからだ。友達100人出来るかなとやろうものなら母からの攻撃頻度は100倍に増えると言っていいだろう。ただでさえ一挙一動で男子から野次を飛ばされるストレスを消化できない家で育ったら事前にストレスから避けるしかないのだ。お前は頭がおかしいから病院に連れて行くと脅すように言われて怖くなって無理やり学校に通っていた。無理に登校していた生徒は先々の自殺率が高いらしい。

 

仲のいい子を作らなきゃいけないというプレッシャーはあれど女性というのは難しい。発達障害はまだ未診断の時代だが、女社会の機微はわからないのである。

 

クラス中でたまごっちやどうぶつの森が流行った時は会話が出来たが、それ以外は趣向が点でバラバラだった。小学5年生くらいからとくにややこしくなった。今までろくに雑誌を買ってなかった私はちゃおを買ったが、ちゃおは少数派らしくて周りはりぼんやなかよし、早い子はセブンティーンやピチレモンなんかを買っていた。全部を買えるような金銭感覚はないし、長女だから女の子の趣味に詳しい人だって身内に当然いない。どれを買えばいいのか全くわからなかった。大塚愛倖田來未のどちらが好きか聞かれて、本当は知らないけど適当に大塚愛と答えたら、後から影で大塚愛派には変わり者がおおいねなんてヒソヒソされていた。

 

この頃のクラスには女子の派閥は大きな派閥の2つが不仲になっていた。26人のクラスで5人くらいの女子グループ2つの話ではあるんだけど、いつの間にどうしてこんなことになっていたのか私は保健室に居たから知らないだけで、噂によるとグループ1のリーダーとグループ2のリーダーが同じ男子が好きらしい。とにかく片側のグループのリーダーが可愛い子ぶって気に食わないとグループ内で言い合っていた。私はこの頃のクラスの空気が怖かった。男子と遊ぶとそれだけで噂話の標的にされることが荷が重かった。噂が立っている男子と少し遊んだらそれだけで私がその男子を好きかどうか聞かれた。思えば普段はそんな色恋話をする子ではなかったので、人から頼まれて聞いていたのだろう。私のような運動音痴の嫌われ者とは違う理由で突然争いが起きたところを見てしまってからは、女性から敵意を持たれない方法の難しさを知って女集団というものが怖くなってしまった。

 

それから進学と同時に転勤でまた地方をまたいで移動した私はまたしても名前から馬鹿にされて適応できなくなり、結局いじめにあった。この頃になると女子カースト上位の趣向でとりまきを動員してのいじめになった。私は同級生と嫌われるほど関わってなかったので理不尽に標的にされたのだ。咄嗟に入ったグループもグループのメンバーがいない時は常にいないメンバーの悪口を話題にするグループだった。小学生からの仲らしいけど、どうして仲良くしているのかよくわからなかった。

 

今回は教師が顔で誰に優しくするか選ぶタイプだったので不登校になった。この不登校は小学生の頃を踏まえて無断で学校を避けて路上で暇を潰したのがバレたことで教師などの勧めでようやく可能になった不登校である。母は世間の目の理想通りにしか動かないのだ。このいじめ被害にも母が○○さんは読書感想文の賞も取った子なんだから嫌いにならないでとキチガイ染みたことを言い出してそれが被害そのものよりも深刻なトラウマになっている。私が感想画で何回賞をとってもテストの100点と同じくらいの淡々とした反応の母が、加害者の読書感想文の賞1回で私の受けた精神ダメージをなかったことにしようとしていることが何よりも恐ろしくなった。私は何回感想文をとっても何一つ母に受け入れて貰えないのにだ。私はいじめの被害にもあったし不登校にもなったけど、一番のいじめの加担者は母であり母が私を殺して私の中で何かが終わってしまったのだ。

 

母は自分の人生が上手く行かないのを私のせいにするなと捨て台詞を吐いていたが、今でも話し相手欲しさに市内の発達障害センターに通っては発達障害の子供達が心配といっているそうである。明らかに責任を背負うつもりも子供を心配しているわけでもないのに親の立場だけ利用して人と接するためだけに子供を連れまわしてこの子はあれができないこれができないという話をし続けているのだ。

 

いじめの対応が被害者を追い出すだけだったり酷いカウンセラーを紹介してきた某市に情けを掛けるつもりはないが、あまりに税金の無駄なので母の話し相手なんぞに貴重な発達障害の知識がある人材を使わなくていいよと言いたい。

 

テストの100点と言えば、理不尽に嫌われていた方のリーダーの家に遊びに行ったことがあった。天井が高くて洋風のお洒落な家に住んでいた。リビングにある大きなテレビ画面で始めてインターネットのフラッシュ動画を見た。ここのボタンはえっちなのだから開いちゃいけないって教えてくれた。思えば誰の悪口の話題もない女グループを見るのはこれが最初で最後だった。お仕事をしているお化粧をしたリーダーのお母さんもいた。部屋には3枚ほどの百点のテストが壁に飾られていた。一度見たら紙ごみ置き場に入れられる私のテストの100点とあまり待遇の違いに内心とても驚いた。これが本人にとっての自尊心になるかプレッシャーになるのかは知らないけれど、文字通り住む世界が違う人だったのだと思う。

治療費がないから死にたい発達障害

治療費がないことに悩んでいる中で厚生年金の条件が緩くなる話を聞いて身体が物凄く重くなる。私は学校でいじめにあってから福祉などを活用しているうちにさらにトラウマが増えて精神疾患が重くなったので働く前に障害手帳を貰い自殺未遂をたまにしている間に20歳を迎えて真っ先に障害年金になった。高校を卒業した後に就労移行支援などから始めようとしたが、暴言を吐く人ばかりで行先は見つからなくなってしまい、行先なんて一つも持ってない。過去にブログでも書いたけど適当に入ったファミレスでさえ知らない人からないがしろにされる。どうして私はこんなに誰からも大切にされないのだろう。人から力を借りてどうにか解決するには私は人からあまりにも攻撃されやすすぎる。肯定を得るきっかけがなさすぎて自己嫌悪が強くなりすぎてしまった。

 

私はどうしてもこの希死念慮を止める方法がわからない。どうしようもなく無力で混乱するから成功体験が積み上げられない。死にたくなるほどの自分への失望をどうにかするのが辛い。もちろん発達障害そのものがどうにか出来るとは思っていない。発達障害がありながら出来ることを見つけようとは思っていた。ただ人から責められない場所がどうしても見つからないし、責められた記憶からくる感情の波が辛い。そういうことに対処できるものを探す治療費がないことが辛い。そもそも人からこんなに冷たく当たられる私がどうやって治療に協力してくれたりトラウマへの対処をする人を探せばいいのだろうか。

 

今日は夢見が悪くて辛かった。親が私の性格をまた執拗に否定する夢を見た。みんなが私を嫌うのに友達がたくさんいることを望む母を思い出してまた苦しくなる。親もただの他人と割り切るには私の親はあまりに過干渉な親すぎて、親だから心配していたと思うにはいじめにあった時に親から我慢や許しばかりが求められ、加害者を庇うという行為に走った母は言い訳がつかないほどにいじめの加害者の一人だ。親は学校という地獄から逃げようとした私を叩き落とした殺人犯も同然の存在で、物理的に距離を置けても受けてきた影響をなかったことにすることがとても難しい。新しい記憶で塗りつぶそうにも行く先々で誰からも傷つけられる。

独占欲と円形脱毛症

自分の独占欲で胸が焼けそうになる。子供の頃から同性の友人に対して独占欲が始まってそれは今でも夫に対して止まらなくなっている。夫がかなりのインドア派でかつ夫自身が二次元のキャラ相手でも浮気だと怒り出すような性分なのでバランスがなんとか成り立っているだけなのだ。本当は刀剣乱舞で本丸をたまに見に行きたいしグラブルの無料ガチャを回したいがそこは我慢している。

それでも発作のように独占欲で気がおかしくなる。何をどうしたら満たされるのか全くわからない。一番がいいなんてまだ可愛いもので私は唯一でいたいのだ。だから昔は執着していたが友達関係なんて替わりがいくらでもいる関係性に今は価値を感じていない。それが独占欲を緩和させるような関係性を作ることへの困難を増やしている。好きな人の数だけ奪ってくる敵が増えるなんて気が狂ってしまう。


過去を考えると独占欲が起こることがわからないでもない。母の肩を持って怒鳴る父、世間体を前に豹変する内弁慶で支配的な母から生まれ、夫婦関係も不仲な場所で幼少期の夜に何度か家を追い出されながら育った。不安定な家庭にさらに兄弟が生まれた。母から聞いた話によるとその頃の私は円形脱毛症になったらしい。そう言われてみると幼稚園の先生にニコニコとまた髪が生えてくるんだってと話していたことを思い出す。


その後も父の単身赴任や引っ越し、兄弟のストレスによる視力低下で欲望を抑圧するようになった。小学校に入ってからは母の世間体を気にする反応からいじめ被害を無視された挙げ句に加害者を庇われたことで私の人間関係への潔癖さは尋常ではないものになってしまった。当時は父も母も末っ子だから長女よりも末に甘いのだろうと思っていたが、兄弟がいなくてもこんな信用に値しない家庭でならどのみち独占欲は強くなっていたのだろう。それでも兄弟には迷惑を掛けてしまったし、その後も母の横暴や父の不機嫌から完全には庇えなかったと思う。一人っ子だと期待も不満も一人で受けることを思うと私が生まれなければで片付く問題でもなく、お互い違う家で生まれられたらよかったと思わずにはいられない。


医師は私のこの執着は発達障害のこだわりが人間関係に出ているのだと話すが、これだけ理由があっても普通の人はこうもならないのだろうか。そうだとしたら理屈でどうこうできる問題ではないのかもしれない。


せめて行く先々の人当たりが良かったら済んだのだが、どこへ行っても嫌われ虐げられ名前も知らない人からさえ辛く当たられる私には人に好意を持つこと事態が難しい。私にどうしたらいいのか聞くと、穏やかな好意を持てる判断材料がないと言われる。幸福よりもストレスの方が強いのだと。今日もそんなことを考えて終わる。寂しさから夫を起こさない時間稼ぎになっただろうか。

過去と今をふらふらしたまま大人になった

歳のせいか政治の情報を見るのは昔より増えた。私は正直今はどの政治を応援したらいいのかわからない。中国とかロシアとか、右翼と思ってたら単なるカルトとか、大日本帝国満州とかそういうものありきで、今の日本のことを考えてる人って言うほどいないような気がしてきて、どうしたらよかったんだろうと思う。成人ではあるから考えた方がいいのかなって気持ちもあるけど、政治家の人たち自身があまり考えてないのに私が考えてもどうしようもない気がしてくる。

 

そうは言っても私自身も私個人で今日何をしたらいいのかさえ正直わからない。私のように早々と八方塞がりになった人間と上辺で迷走している人たちの景色って凄く違うんだろうし、上手くいってる人たちがさらに満たされる方法を探し続けるのも結構苦しいんじゃないかとは思う。向上心のある上辺の人にとっては新たな目標を作ってくれる宗教の存在は弱点になりがちなのかもしれない。格差が広まる中で悩みも見えない格差が増えて行ってしまっているような気がする。

 

こんな話をしているが、私は単に過去の自分を助けてくれそうな世界を政治家に求めているだけである。虐待とかいじめとか、そういうものから助けてくれる国になって欲しいだけだ。それが無意味な規律やルールで人を苦しめてさらに人にストレスを与え罰する理由を与えるだけになりそうなので辛い。それに加えて表現の規制をしたい人たちも増えているのがさらに辛い。親も学校の先生も言っても助けてくれない。福祉や病院でもトラウマが増える一方で二次元だけが居場所である私にとって、過去の自分が今生まれていたら死んでたなと思うような世界になっていることは怖い。

 

いじめから助けてくれないような親から親権をはく奪して安全な環境をくれるわけでもない。いじめの加害者を転校させたり退学させるわけでもなく、トラウマ治療への金払いも保険適用外のままで対応していない国が、逃げ場だけを奪おうと考えていることが私には恐ろしい。国は生活の保障といいながら手切れ金と言わんばかりの金しか渡さない。学校により生まれたトラウマで私の健康を害したことに責任をとってくれていない。こんな誰も助けてくれなかった世界のことを考えること自体が意味のないことなのかもしれない。そんなことを思って私は今日も途方に暮れている。