ナショナリズムが持てない義務教育のトラウマ

夫とインド映画を見た。そのあと夫がナショナリズムの話題をしてきた。私にはナショナリズムがない。いや、漫画やアニメが好きはナショナリズムに入るのだろうか?しかし平均値があるなら低い方だと思っている。

 

義務教育でいじめにあって、不登校になり、フリースクールでは教室に戻ることを期待されて罪悪感まで背負わされ、高校を卒業する頃には精神疾患になった。精神疾患になった後は就労移行支援でモラハラされたり、デイケア併設の心療内科で初診から怒鳴りつけられたり、市のカウンセラーから頭ごなしに否定されたりした。この国は加害者に味方し加害者に居場所を作り、税金を義務教育やら福祉という虐待施設に使っている。トラウマ治療にはろくに保険診療がつかないし、トラウマ治療ができる人員をろくに育てもしない。そんなことを体感してる私は当然の如く失望した。愛国心を持つことは難しい。

 

私は今も記憶のフラッシュバックに苦しむときもあれば、誰も助けてくれなかったという声が破裂するように響き渡ることがあり(無音なのは無音なのに身体がそのくらいの衝撃を受ける)寝る前にはそのときの孤立感がぶり返してとてつもなく心細くなる。私には守ってくれる国もなかったし、守ってくれる家族もいなかった。引っ越しがあったから土地に愛着もなければ、偶然生まれた場所が悪いだけだと思うことも出来るわけではない。こうなってしまっては人を前に平静を保つ事もできないのだ。