遅れてソシャゲをする難しさ

ここ数年、定期的に話題だったFGOのオベロンという存在を求めてFGOを始めた。私は騙してくるキャラが気になる癖があるからだ。夫からは一年続いたら課金してもいいと言われているが、正直既に心が折れつつある。先々のイベントクエストにフレンドを連れていけない。固定編成キャラの性能もいまいちなクエストがあるらしく、恐らくクリアできない。メインクエストをクリアしないとイライラしてるオベロン姿もイベントキャラの正式加入も出来ない。クリアできないマップに向けてイベント周回するのは虚無感がそれなりにある。

 

新人バイバイなコンテンツであると聞いたが、まさかここまでだと思わなかった。最高難易度のマップを周回させろとかすべてを交換させろとは言わないが、せめて同人誌5冊でメインストーリークリアでサーヴァントの正式加入くらいはあってもよかったのではないだろうか。現在同人誌6冊目のクエストで詰んでいる今はそう思う。

 

FGOはサービス開始してわりと近くにプレイしたこともあれば、ハロウィンのエリちゃんを交換した記憶もあるのだが、3ヶ月続けたところで他のゲームと比べてガチャが渋すぎてやめたのである。あの自分に続けておけばと言うことは出来ない。どう考えても天井もないガチャを回すゲームをするのは正気ではないからだ。とはいえ天井があるらしき今から復帰してもまともにイベントも出来そうにない。

 

ソシャゲというのは始まってすぐプレイしないとどうしても苦労することは少なくない。艦これはどうしても途中からだと装備が貧しく、低い難易度を選ぶことでさらに装備が手に入らなくなり先々のイベントが難しくなる悪循環があった。

 

階段の段差が遥か上にあって、その階段に至るまで崖をよじ登る状態はしんどい。艦これは最初から雰囲気重視でやってるからそんなものなのかもしれない。FGOはこれだけ強気な課金システムで新参はどっか行けって感じで、8年も続いてるのに未だに有償の限定ガチャでも出てくるキャラはランダムなのだ。私は本当にこのゲームをするのかと悩むレベルである。今更ながら、サービス開始してすぐのソシャゲにしか手を出してはいけないのではと感じる。

 

ちなみにブルーアーカイブはちゃんと初日にやろうとしたのにエミュレーターが動かなかったのだ。なんて悲しい。生活が忙しくて苦言を示され断念した刀剣はわりとすぐに登録したから、続けるべきだったと後悔している。プリコネもグラブルをするのは浮気だと断定された巻き添えでやめさせられたが、あれもサービス開始半年で手を出したので勿体なかった。

本当は私の頭の中はあらゆるキャラクターがわらわらと住んでるくらいでいた方がいいのだ。三次元の人間のことは自分を含めて頭に浮かぶだけで気が荒む。そのためにキャラクターに触れなくてはならないが、こうした障壁があるソシャゲはどうキャラに触れたらいいのか最近よくわからなくなっている。

 

オベロンを作り上げた作者が同人誌を作る姿や、それを手に取る人々を遠くで見てると幸せそうなのに、ゲームはなぜこんなに過酷なのだろう。こんなことを言っても仕方ないのだが、オベロンとは別の場所で巡り会いたかったと思うものだ。私のように子供の頃からパニック続きで人生が八方塞がりの人間が人の素晴らしさを語られても否定感しか湧かないというのもあって、シナリオ重視の作品でシナリオが合わない限りは結局やめた方がいいのかなとも悩んでいる。一度踏み外すと何もかもが出来なくなる。それはソシャゲでも同じなのだ。ちなみにツイステは説教に疲れて一週間でやめている。私のように人生が失敗して手遅れな人間は文字の数だけ地雷があるのだ。

 

最近は家事をしているだけだと自己否定が酷く、作業をしながら楽しめる常にコントローラーを握るほどではないけど進んでいる実感は湧くようなゲームを探している。この先で何か見つかるだろうか。