誰も助けてくれない、ずっと息が苦しい

みんながみんな普通の人という比較対象を見つめていて

私の現実や絶望を誰も見ていない、説明してもわかってくれない

それだけ説明出来る力で何かが出来るみたいな

明後日の方向の励ましをされると目の前の世界との温度差を感じる

もう誰にも大切にされなかった自分の怒り以外思い出せない

助けてくれるという言葉も、弱者としてすべき行動も、

何もかもが結局私を助けることはなかった

人を助けることが承認欲求を満たす行為になる者たちに、

利用されそうになっては価値がないと捨てられるだけだった

 

私は私のトラウマの世界で生きていて

だから人の話がからっぽに感じて辛い

何もかもが私を否定しているようにしか聞こえない

私の世界には安全も成功もなかった

いつ誰から傷つけられるかわからないのに

死んだふりをしているとその死体を攻撃される

やる気のない人間は嫌いだと責められる

生きているようで死んでいるようなまま

ひたすら攻撃を恐れるだけで動いていた

何かをしても能力がないから嫌われる

いなきゃよかったのにって声を聴くことになる

結局みんな私が嫌いなのだ、こんなところにいたくなかった

なのにひきこもっている人間は嫌いだと言われる

人は私を嫌ってばかりだ、だから私も人への嫌いが

人への拒絶がもうどうしようもなく止められない

人といることに苦痛ばかりを感じてしまう

全く共感が出来ないから話が出来ない

それは物語を読むうえでも同じような障害がある

だから私はひきこもって暇を潰すことさえ出来ない

何もわからなくなりたい、何も思い出せなくなりたい

何もかもが他人事になってしまいたい