記憶から逃げ出したくて苦しい
誰もいじめから助けてくれなかった
助けてって言って助けられなかった後に
人に絶望した後の自分に何も出来ない
この世界が安全でないと確信をした後に
この世界で生きていく感覚を得られない
生きていきたいという関心がまずないし
記憶が常につきまとう
怖い、苦しい、逃げたい
そんな声が常に響き続けている
私が人と同じ幸福を得られることはなくて
こんな人生を毎日続けることが苦しい
この痛みを明日も明後日も抱え続けるよりも
この感覚から解放されたくて仕方ない
私はどうしたらよかったんだろう
誰の顔も名前も知らないでいられたら
私はどんな人間になっていたんだろう
人から虐げられすぎて壊れてしまった
死にたい私がずっとつきまとう
自分から逃げ出したい
どうしたら死にたくなくなるのか
それは過去のことが起こらないで済む
それしかないのだろうと思う
だけど記憶がなくなることは簡単ではないし
私は一生この死にたい感覚から逃げ出せない
助けてくれなかった憎悪をすべてに持って
常に苦しむしかない
苦しい、苦しい