発達障害の家庭内孤立

理解のある親くんがいない発達障害者は地獄だ

毎日のように否定されて自己肯定感を喪失する

健常者と発達障害の違いを許してもらえない

合わないしわからないのに過干渉はする

それは世間から母親として評価されるためだ

 

私の母は発達障害の兄弟をダシに相談施設に通う

兄弟には何の希望も意見も言わせないし

言っても貴方は発達障害だから無理だと否定をする

子供を発達障害だと理解はしている癖に

ひたすらに私は頑張っていて子供は駄目な子なんて

相談施設に話して褒められるために施設を使う

自信のある子になって欲しいんですって言って

子供を支える親のフリをずっとしている

子供が施設を使うと優しいお母さんですねと言われる

常にモラハラをされていて見る番組さえ干渉され

外出するたびに何処に行くか答えなくてはならない

いつまでも友達がいる社交的な子供像を押し付ける

貴方は発達障害だからという母親がだ

もう高校を卒業した後でさえだ

その何が優しいお母さんだと言うのだろう

ずっとあの家の人たちはそれを見ないふりをする

夫婦仲は既に崩壊しているのに

子供を理由にいつまでも放置している

 

母は私も我慢してあげてるからお互い様って言っていた

腫物のように扱う父と従いっぱなしの兄弟

絶縁して数年経って久しく兄弟のことで電話した私

母は一体何を強いられている話をしているんだろう

私たちへの虐待や父に対する精神的DVをして

母は一体何を我慢していたというのだろう

母は根本的には家族に苦しんで欲しいのだ

だけどそんな本性を上辺では隠している

そうして発達障害の子供は誰からも助けられず

精神病ばかりが増えていくのだろう

 

母はPTAや子供会に参加することを育児だと言っていた

母はずっと世間の世話ばかりをして

そのストレスを全部家庭内にぶちまけているだけだ

愚痴もため息も聞かされたし

せっかく私が行ってるのに貴方は何もしないって

恨み節を聞かされただけだった

 

過干渉を受けた私は常に神経が剥ぎだしのようで

人の言葉に何の防御も取れなくなってしまった

自分を傷つけたい衝動が起こるから治療も困難だ

普通になれない私は死ぬしかない死ななきゃって

常に胸の中で絶叫していて苦しい

トラウマがない人生が欲しかった

二次障害のない発達障害でいたかった

学校でいじめられたりカウンセラーに傷つけられた

誰も味方がいなかった頃の自分が胸の中に住んでいる

 

私は今の私だけを感じる方法を知らない

過去を言い訳にしないって言い訳は通らない

生々しい過去の記憶を持った身体の中で

過去から地続きで生きている私には

常に過去の自分との殺し合いが始まる危機がある

自分と向き合うというのは殺し合うことだ

お前なんか死ねって呪詛を言い合うことだ

自分でない誰かを望まれ続けた私にとって

変化を望まれることは人格否定も同然だからだ

だから私は治療が出来なくなったし

自分と向き合う方法もちっともわからない

 

私はトラウマをどうすることも出来ない

最初からトラウマがなければよかったのだ

私は学校に行きたくないと言った

それは正しい判断だったと思う

その後に母が無理やり学校に行かせなければよかった

世間は今更自分の人生だろと言われている

みんな私に死ねとかいなければよかったとか

そういう話を今まで私にしてきた癖にだ

私は私から話しかけることなんてほとんどなかったのに

 

世間体のために親に魂を売られた後には何の資産もない

今の貴方の状況を私のせいにしないでと

今更言い出した母を小学生の私に教えられれば

小さい頃の家から追い出された私を遠く連れ出せれば

 

そんなことは当然叶うことがないし

治療費だって高くて払いようもない

死にたい気持ちで何かに手を付けられない

無理やりやろうとすると助けられなかった記憶が

怒りの感情が溢れてさらに埒があかない

自分を何度も殴ったりして後で凄く後悔する

私はどうしたら助かったんだろう