医師に何も伝わらない

医師と話すたびに私と違ってよくなった子の話をされる

私はなぜかそうならなかった、いろんな場所には出たけど

ただ出た回数だけいじめられる回数が増えるだけだった

仕事はどうにかなってる人たちと違って

パニックやフラッシュバックや自己否定感で

何も継続できずもう成功体験を積み上げることが出来ない

障害者が働く場所でもいじめられる、人が私を傷つける

怖くない場所、怒鳴られない、嫌味を言われない

そういう場所に私の能力ではありつけない

発達障害だから人と同じように出来なくて

だから不快にさせるので虐げられて当然

現実の人たちはみんなそういう対応しかしない

趣味を合わせたり大人の人に相談したりはしたけれど

何か自分には出来ないことが出来ないと嫌われてしまう

 

貴方は悪くなくて発達障害が悪いという言葉はあるけど

結局虐げられるのはどうしようもなく私だし

記憶が常に日常に侵入しようとして戦っている

日常が後遺症のリスクだらけだ

忙しくしたら思い出さないだろうが

失敗した途端に普通に出来ないからいじめられた記憶が

大量に溢れてくるから忙しくするのが難しい

今やっていることを失敗しないように

反動がこないように常に恐れて生きている

ずっと人は危険なんだ私を傷つけるんだ

関わらないようにしなきゃって頭に回り続ける

 

それなのに他の上手くいった子の話をして

のほほんとしている医師と物凄く温度差を感じる

運よくいい環境だったのか、動作性が優れている側なのか

その人がどんな人なのか私が知る事は当然ないけど

自分ではない人やいない誰かの話をされても

私はその人になれるわけではないから辛い

医師は私に言葉が上手だと褒めるが

全く伝わっていないような気がして何の励ましにもならない

私は私の人への恐怖や自分への絶望感が結局伝えられていない

何故かこれだけ表現できるなら大丈夫って

何が大丈夫に繋がるか微塵もわからないような話をされる

結局出来ることがないと言葉になんてなんの価値もない

普通に出来る人間の言葉には価値があるけど

私の言葉なんて何万文字並べても

出来損ないが文句や愚痴が多いと言われるだけになる

だからそんなこと言われたってって怒りになってくる

自分の感情を読み取れない苦悩を抱える人たちと比べたら

怒りと混乱で雁字搦めになってる私の方がマシなのか?

私にとっては何もこんなに大丈夫ではないのに

飲んでる薬の量や入院歴、自殺未遂や救急搬送の回数

そういうものでしか結局医師には伝わらないのかもしれない