漫画を読むことへの挫折

ダンジョン飯を読み進めているうちに種族が増えた。私は傍若無人なキャラクター自体はむしろ好きな方なのだが、周りが説教臭くなる場合は作品そのものがしんどくなってしまう。それから先に我慢することの大切さを説かれたところで読むことを挫折してしまった。私は我慢が苦手だ。この原因が何かはわからない。

トイレや飲食店の列に並ぶことは我慢出来るが、それ以外は難しい。暑さに耐えるのも苦手だし、暖房が効いてる部屋に長居もできない。やっていた何かが行き詰るのも耐えられない。人の為に我慢をすることも苦手だ。とくに人からの悪意を我慢することが何より辛い。きっと報われる見通しが見えないからだ。

だけどきっともっと具体的な理由は説明できる。暑いのは体中が痒くなったりヒリヒリして痛く、暖房もヒリヒリはする上に脱水するのが頭がふらふらする。主に物理的な原因だと思う。

 

やっていた何かが行き詰ることや人が関与していることへの我慢が耐えられないのは精神的なものだろうか。今の私は息が苦しくなったり頭がふらふらしたり手足が震えてしまう。ここまでくるとこれは身体的には感じるが心因性の場合は精神的なものだ。

行き詰ることに耐えられないのは完璧主義もあるだろうが、完璧主義に至るのはADHDによる報酬系の機能障害が原因なのかもしれない。ただ行き詰る度に自己否定が始まるようになってしまったことは辛い。あのどうしようもない感覚が怖くて何もする気になれない。うっかり落ち込んでしまえば1日が上手く回らなくなる。失敗する余裕という財産を、金銭的にも時間的にも精神的にも私は持っていないのだ。

今は薬を飲んだことで何の起因もなくフラッシュバックすることは抑えられているが、起因があれば追い詰められていってしまう。 

人が関与している我慢が苦手なのは過去の影響が大半だ。しろと言われても納得が出来ないのだ。それは積もり積もった現実の積み重ねだ。私が人から大切にされないのに私が大切にする道理はないという理由だった。嫌がらせをしてやろうとはならないが人と関わったところで嫌われて悪意を振るわれることが目に見える。人の為に何かをしなければならない状況が恐ろしい。私はもう人と同じようなストレスの計算が出来ないのだと思う。ストレスの数字に常に過去で何乗にもストレスを増やしてしまう。

 

漫画を読むことに挫折して読むものがなくなった今日は相変わらず退屈だ。辛くない暇つぶしはないのだろうか。